糞母日記

人生はつづいていく

狂気の隣人 1

この町には鼻つまみものがいる。

ゴミ捨て場を一日中監視する、

近所の犬飼育家庭に「犬うるさい」と落書きする、

犬飼育家庭の庭にクギ入りソーセージを投げ込む、

犬飼育家庭に放火予告の電話をするなどして、

近隣住民から忌み嫌われている。

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ある日、彼の子供を注意した住民の車のタイヤがパンクしていた。

その後も次々とパンクする近隣住民所有車(きんりんじゅうみんしょゆうぐるま)のタイヤ達!

タイヤはどれも何か鋭利なもので刺されていた。

全員が、一寸の迷いもなく、犯人はあいつだろうな、と思った。

そしてある夜、「今夜奴は現れる」と予感した一人の住民が駐車場で張り込んだ。

車内で隠れていると、案の定鼻つまみものは現れた。

そして手に持った巨大アイスピック的ツールでタイヤを刺したのだった!

しかし、闇の中巨大アイスピック的ツールを持ってタイヤをぶっさしてる人間なんて怖すぎて捕まえるとかマジ無理なので、

住民はそのまま息を潜めていた。

鼻つまみものはおうちに帰った。

 

その日鼻つまみものは新たな名を得た。

その名は「パンク魔」

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2に続く!