糞母日記

人生はつづいていく

狂気の隣人 2

そしてパンク魔は、マジでやばい人類として、忌み嫌われる通り越して関わったら死・あるのみ!な全力回避推奨物件認定をされたのだった。

 

そして先日、すぐ近くで子供用の自転車が倒れている横に血溜まりがあって野次馬が数人集まっていた、と姉が言った。

えーっ!誰か事故に遭ったの?子供?そんな悲劇が起きてしまったの?

我々はとても心配した。

心配していると、パンク魔宅の前にパトカーと救急車が来た。

父は、パンク魔が誰かに刺されたのかも!?と言って、

気になりすぎるので園芸トーク希望を装って先程の野次馬の一人に電話した。

すると事の真相は、「パンク魔がゴミ捨て場から盗んできた折り畳み自転車で転んだ」だけだった。

全員の興味 心配 不安 すべてが 一瞬でフラットになった。

なんてしょうもないんだろう、パンク魔は。

こんなにも「しょうもない」と思ったのは初めてだというくらいに、私はパンク魔まじでしょうもないなぁと思ったのでした。完。