糞母日記

人生はつづいていく

娘不在の夜

可愛さしかない奇跡の4歳こと我が娘が実家に泊まっているので残った子供2人と就寝。

2歳の末っ子はスピースピーと鼻くそのつまった寝息をたてている。

お気に入りのハローキティのもこもこパジャマを着て隣で眠る娘がいないととてもさみしい。

 

さっさとお風呂に入って寝ればいいのに、あったかくなってきた布団から出るのもなんとなく惜しい気がしてゴロゴロとネットなどして無為な時間を過ごしていると、

耳元で唐突に猫の鼻息が聞こえた。

横を見ると、いつのまにか顔のそばに音もなく忍び寄っていたらしい猫が、

渋谷のハチ公像のようなポーズでやたら胸を張って座ったまま寝ていた。

 

パチパチ音をたてて燃える薪ストーブのある部屋で、

指の間からさらさらとこぼれていく時間の粒をひとつひとつ拾い上げオレンジ色のぼんやりとした裸電球の灯に透かしていくみたいな気持ちになる曲↓

https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kYhzYWB3Xj1X7gvSd_It-p0xmmEIuT2TU

 

こんなことをつらつらと書いていたら、

猫はため息をひとつついて、本格的に寝る時の体勢になった。

可愛いので撫でていたら、迷惑そうに片目を開けてこちらを一瞥してまた寝た。