糞母日記

人生はつづいていく

猫がウンコを踏んだ、左足で

猫のトイレの掃除をしていると、

目の前で猫がウンコをしはじめた。

ムリムリムリムリ…と、目に染みるほどくさいウンコが猫のお尻から出現する。

本日2度目のうんこ。快便で何より。

そして、カシャカシャカシャと後脚でウンコに砂をかけているのをなんとなく見ていたら、

モロに左足でウンコを踏んづけた。

今日出した中で一番大きい声で「アッ!!!!!」と言ってしまった。

猫は私の大声に驚くわけでもなく、残りの砂かけを終えるとトイレからひらりと出ていった。

そして数歩進んだところで左足を「ぷるぷるぷる」とやった。

わりとモリッとついていたウンコが飛び散った。

私はもう声も出さずにただそれを眺めていた。

猫は肉球形のウンコスタンプを床に押しながらのんきに歩いていき、

唐突に床にごろんと転がると足を舐めはじめた。

ウンコがわりとモリッとついている足を、舐めはじめたのだ!!!

 

「きたねーーーーーーーーーーーーーーーーーー笑」

 

こいつウンコ食ってるーーーーー笑 とニタニタ笑って見ていると猫は更に肛門も念入りに舐めはじめた。

すごいなぁ。

今この瞬間、この猫は、すごく「ウンコの責任を取っている」ぜ。

「すごく『ウンコの責任を取っている』ぜ」と思ったのは生まれて初めてだ。

私は今年多分37歳になるがまだまだ生まれて初めてなものがたくさんあるのだ。

生まれて初めて飼った猫のいる毎日はとても楽しい。

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