糞母日記

人生はつづいていく

当たり前だと見過ごしてることを

子供はその目を通して私に見せてくれる。

 

 

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最近引っ越しました。

元々テレビのルックスが好きではなかったのもあるが、

元夫が金もないのに買いやがった無駄に大きいテレビをこの家にはどうしても置きたくなくて、

我が家でテレビが必要とされるシーンは主に子供がゲームする時だけなのだしゲームを大画面でやりたい時はプロジェクターでやって、

テレビが必要だと思った時はプライベートビエラを買おう、という結論が出たのでした。

私はアマプラとかしか見ないし。

 

で、今日プロジェクターが届いた。

数年前断捨離熱が最も高かった頃、学生時代に15万で買ったプロジェクター(しばざきこうがcmしていた)をジモティという売買サイトで変な男にタダであげちゃった事を軽く後悔などしつつ(その男はプロジェクターのお礼だと言って赤いきつねを3個くれた。色々タダであげる募集をして粗大ゴミを引き取ってもらったが、ジモティ、あそこはヤベェぞ!!!!!)早速Switchと接続!

無事に壁に投影され、仲良く並んでマイクラをプレイする子供達を眺めていたら、

年少さんの娘が「まさか壁でゲームできるとは思わなかった…」とつぶやいた。

 

本来一万円だがお店の人が楽天スーパーセール後に元の値段に戻す際ゼロを一つ打ち忘れたというまさかのミスによりなんとなんと千円で買えた私のお気に入りの重い鉄フライパンで殴られたような衝撃だった。

 

光で投影してるなんて思わないよなぁ。彼女の中では「壁でゲームしてる」んだ。

電気を消した部屋で、壁から反射する光で照らされた娘の顔はなんだか神妙で、

ああ私はこの言葉をなんだか絶対に忘れたくないなぁと思った。

テレビの中に人がいると思わなくなったのはいつだったろう。

お母さんといっしょで自分と同じくらいの素人の子供が出てくると非常に憎らしくて「テレビから出てきたらぶちのめしてやるのに。」と思っていた。

今思うとやばい子供。

 

ちなみに小一の息子は「あーなるほど映画館システムね、了解了解」と早口で言っていた。